ちがしかし、今回の客は少々勝手が違った。おど若い男だが、とにやたらに。何が何でもできるだけ早く北へ渡、脅すよかく急いでいたりたいとうな口調で言いるのだ。彼が船長のもとを訪ねてきたのは、まだ出航好適時機の来る数日前のこ競とだったのに、今夜にでも船を出せと迫るので、しまいには船長も腹を立ててしまったほどである。ぬすしているの目風、が吹かねば風船は出せぬ。時期が来ても、港まわりをブランチを盗まないとおこならないので、出航するタイミングも難しい。怒りながらも船長はそう説明し、誰か他の仲介者をいかくるいすあたってくれと、そうとした、そこらの椅子だの壁ドカ男を追い出。すると男も怒り狂ってだのをパカ蹴っ飛ばした挙げ句、倉庫から出ていこうとして、階段を転げ落ちた。足を踏み外したのではなく、倒れてしまった。興奮しすを回してしまったらしい。のだったぎて目あやしまってき倒れが出れ船長は往生した。このまま道に放り出してもいいのだが、近所で怪しい行ば、ブランチのハイランダーたちがあたりを嘆ぎ回ることになるだろう。ソノの町では、密航に関かいじゅすべうわってい、それなりにを懐柔し、見ぬふりらう術を心る船主や船乗りたちはブランチ見てをしてもかたぷつ得ていたが、ハイちの買収のき堅物がいるブランチも、他のランダーたなかにはかないし、ソノのこわもてブランチバラとり色を窺う必要に迫られて、は抜面に出るとのンスを、盲長の顔ときにき打ちで強こともあるから、油断ならないのだ。

